ハゲタカ 第7話

時は2018年――平成最後の夏、日本を代表する名門重工業メーカー『帝都重工』で「データ改ざん事件」が発覚。名門企業の不祥事を、マスコミはこぞって「信頼崩壊の危機」と書き立てる。
 日本ルネッサンス機構の飯島(小林薫)は芝野(渡部篤郎)にこの一件に関する処理を依頼。日本の名門企業の経営危機は政府系の金融支援団体である『日本ルネッサンス機構』としても看過できない事態のため、サムライファンドの鷲津(綾野剛)に救済を求めるよう、芝野に指示する。

 その頃、鷲津は講演した経済セミナーで若きベンチャー企業の代表・天宮光一(森崎ウィン)と出会っていた。『帝都重工』の子会社である『スペース・フロンティア・ジャパン』の代表として宇宙開発に関する事業に携わってきた天宮は、鷲津に投資を依頼してきたのだ。しかし鷲津はスペース・フロンティアを視察した上で、「夢にお金は投資しない」と天宮の依頼を断る。「夢とは実現する意思のない人間が使う言葉」という鷲津の言葉に、反発を覚える天宮だったが…?

 芝野の差配により、飯島、そして『帝都重工』社長・真壁達臣(伊武雅刀)と対面した鷲津は、正式に『帝都重工』を買収してほしい、と打診される。
 しかし「取得する株は最大でも三分の一。株主として拒否権はあるが経営権を渡すつもりはない」という条件を提示され、鷲津はいったん返事を保留。いまや政界・財界・官界に強い影響力を持つフィクサーとなっている飯島が噛んでいることもあり、慎重に『帝都重工』周辺の動きを探っていくよう、佐伯(杉本哲太)、中延(光石研)らに指示する。
 そんな中、『帝都重工』にさらなる激震が! 内部告発により大規模な「不正会計」が行われていたことが発覚する! 鷲津は『帝都重工』が救うに値する企業か否かを判断するため、内部告発した人物に会わせてほしいと申し出…?

 次々と明るみに出る『帝都重工』の腐敗――そのすべてを察知した鷲津は、驚きの行動に出る…!

引用:https://www.tv-asahi.co.jp/hagetaka/story/0007/

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